『容器に入れてある砂糖がカチカチに固まってしまった時』
キッチンで使う砂糖は、上の画像のような容器に入れて使ってる人が多いと思います。
こういう容器にいれておいた砂糖がカチカチに固まった経験ありますよね?
その時に大半の人は、スプーンで突っついたり削ったりしていると思います。
砂糖ですからスプーンで削る事は出来ますが、なかなかの力仕事、時間もかかります。
この煩わしさを改善するプロのテクニック!
スプーン印でお馴染みの砂糖メーカー三井製糖がオススメするテクニックはコレです。
『容器に食パンを入れる!』です。
砂糖をサラサラに戻す時に使う物は、なんと食パン!
砂糖の容器の中に千切った食パンを入れておくと砂糖は元通りになるのです。
【カチカチの砂糖をサラサラにするテクニック】
1.食パンを砂糖の容器に入る大きさにちぎります。
2.固まった砂糖の上にちぎった食パンを置き、容器のフタを閉めます。
3.この状態で一晩置きます。
これでカチカチになった砂糖がサラサラに復活します。
砂糖の表面だけじゃなく、容器の底のほうまでサラサラに戻ります。
“なぜ、食パンで砂糖がサラサラに戻ったのか?”
実は、砂糖がカチカチに固まる原因は、“乾燥”することなのです。
湿気を吸って固まったのかと思いきや、原因は逆、これは意外ですね。
つまり、容器の砂糖は乾燥してカラカラに乾いている状態なのです。
そこに食パンを入れておくと、食パンに含まれている水分が砂糖に移ります。
砂糖は乾燥してますから、食パンの水分を吸い込むわけですね。
そして、一晩もすると適度な湿気が砂糖全体に行き渡りサラサラな砂糖に戻ります。
カチカチの原因は乾燥なのだから、霧吹きで水をかけても復活するのですが
水を掛け過ぎると砂糖が溶けてしまいドロドロになって固まってしまいます。
砂糖メーカーでも色々実験してみた結果
食パンに含まれるくらいの水分が一番適しているという事が分かったそうです。
※注意点
食パンを容器を入れっぱなしにするとカビが生えてくるので
砂糖がサラサラに戻ったら、容器からパンを取り出して下さい。
今回の事で、砂糖が固まる原因が乾燥という事が分かりました。
砂糖を固まらせない為には、砂糖の水分が逃げないようにする工夫が必要です。
一般的な砂糖の容器はフタが開けやすくなっています。
これが砂糖がカチカチ固まってしまう原因の1つ!
フタがピタっと閉まり密閉出来る容器なら砂糖のサラサラを保つ事が出来ます。
ちょくちょく固まって困るという人は、砂糖の容器を見直してみましょう。
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